陸上自衛隊善通寺駐屯地の隊員が、静岡県で不正に外泊していたとして停職処分を受けました。
9月1日付で停職3日の懲戒処分を受けたのは、善通寺駐屯地第14偵察隊の20代の陸士長です。
善通寺駐屯地によりますと、陸士長は、教育を受けるために入校していた静岡県の陸上自衛隊富士学校で、2024年2月24日から25日にかけて、不正に外泊をしました。
隠しきれないと思ったことから、翌月29日に、所属していた部隊に報告し発覚したということです。
また、陸士長が帰ってきたように装うため、外出証明書を代わりに出すなどし不正外出を手助けしたとして、ともに教育入校していた陸上自衛隊東千歳駐屯地第7偵察隊の20歳の陸士長が減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けました。
善通寺駐屯地第14偵察隊の神品秀雄隊長は「服務指導を徹底し、同種事案の再発防止に努めてまいります」とコメントしています。