メッセージアプリ・LINEを使って架空の投資話を持ち掛け、高齢男性から現金300万円をだまし取ったとして、高松南警察署が28日、ベトナム国籍で住居不定・無職の男(29)を再逮捕しました。
警察によりますと、男は仲間と共謀して、すでに架空の「銀」投資名目で現金をだまし取とっていた山口県岩国市の男性(73)に対し、6月15日から16日にかけて「追加投資を行えば、少なくとも元本の15%以上の利益が得られる」という旨の嘘のメッセージをLINEで送りました。そして17日、岩国市のコンビニの駐車場で、別のベトナム人の男に300万円を受け取らせた疑いが持たれています。
男はLINEを使った同様の手口で高松市に住む女性(79)から現金500万円をだまし取った疑いで9月に逮捕されています。
警察の調べに対して男は「詐欺はやっていません」と容疑を否認しています。
警察は、男が匿名・流動型の犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」の一員とみて捜査しています。