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旧香川県立体育館 解体工事契約締結の議案を県議会に提案へ 請負金額は8億4700万円

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 建築家・丹下健三が設計した旧香川県立体育館(高松市福岡町)について、香川県は13日、解体工事の請負契約を締結するための議案を19日に開会する11月定例県議会に提案することを発表しました。

 県は老朽化のため2023年2月に解体の方針を表明。2025年9月に解体工事の一般競争入札を行い、応札があった2社の技術提案や施工実績などの総合評価の結果、高松市の総合建設業・合田工務店を落札業者に決定し、仮契約を結びました。工事の請け負い金額は8億4700万円です。

 旧県立体育館を巡っては、建築家らが設立した「旧香川県立体育館再生委員会」が買い取りなどによる民間資金での再生を提案。再生委員会は解体工事費の支出は「違法・不当」だとして差し止めなどを求める住民監査請求を行いましたが、11月5日に県監査委員が請求を棄却。

 再生委員会は今後、工事の差し止めを求める仮処分申請や住民訴訟を高松地裁に提起する方針です。

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