東京芸術大学出身のアーティストと香川県内の中・高生が瀬戸内海をテーマに制作した作品の展示会が始まりました。
高松市美術館で17日から始まった「じぶん・うみ展」です。
制作したのは香川県内の中・高生24人と東京芸術大学出身のアーティスト3人です。
アートに関わる人材を育てようと、香川県が東京芸術大学、香川大学と連携して行ったものです。
今回のテーマは「瀬戸内海」。
香川大学の海洋調査船に乗って瀬戸内海をリサーチするなど、制作には半年近くかけました。
プランクトンを観察してそのイメージを元に作ったお面や小豆島の砂で作った型に溶かした金属を流し込んだ鋳物の作品などが展示されています。
(中学生)
「このプロジェクトを通してもっと香川とか海に関することについて伝えていけたらいいなと思っています」
(小豆島在住の作家/柴田早穂さん)
「まずは自分のいる土地を好きになってこういう活動を人生の中で続けていってほしいなと思っています」
「じぶん・うみ展」は高松市美術館で2026年1月12日まで開かれています。