男性の「約3人に1人」、女性の「約5人に1人」が肥満とされる中、「肥満症」専門の入院プログラムが16日、始まります。生活習慣を見直すため食事療法や運動療法などを取り入れます。
岡山県倉敷市の川崎医科大学付属病院のオベシティ外来で16日、肥満症の入院プログラムがスタートします。原則、7日間から10日間入院し、包括的な治療を受けます。
厚生労働省によると体格指数BMIが25を超え肥満とされる20歳以上の割合は男性が約3割、女性は約2割とされています。
肥満により、心配されるのは心筋梗塞の発症などによる「寿命」への影響です。
(川崎医科大学付属病院 オベシティ外来/木村友彦 医長)
「海外のデータだが肥満症をお持ちですと、平均寿命が2年から10年短い」
入院にはまずかかりつけ医の紹介により外来受診が必要です。入院では健康運動指導士による個別の運動メニューに取り組む他……。
(松木梨菜リポート)
「糖質や脂質などを抑えたこのようなメニューなどにより食事療法も行います」
希望者にはカロリーを抑えながらタンパク質などを摂取できる「フォーミュラ食」を昼食として提供します。
また睡眠時無呼吸症候群の人には耳鼻科と連携して治療を行います。
2025年10月に開設した「オベシティ(肥満症)外来」では、治療薬の処方をやめると体重が戻る患者が多いため、入院プログラムで生活を見直すきっかけを作ってもらうのが「狙い」です。
(川崎医科大学付属病院 オベシティ外来/木村友彦 医長)
「減量の目標値は各個人で変わるが長期目標としては10%。患者さんの(生活習慣の)問題点を一緒に整理していく」