ホンダと日産が経営統合に向けた検討を打ち切ると発表しました。三菱自動車を含めた3社の協業形態についての検討も終了します。
ホンダと日産は去年12月、経営統合の協議を本格的に始め、新たな持ち株会社の傘下に2社を置く形を目指すと発表しました。
また、日産が筆頭株主である三菱自動車を含めた3社の協業形態についても検討することで合意しました。
しかし、関係者によりますと、ホンダが先月に打診した日産を子会社化する案に対して日産から反対意見が相次ぎ、協議は打ち切りになったということです。
ホンダと日産は「意思決定、経営施策実行のスピードを優先するためには本経営統合の実行を見送ることが適切であるとの判断に至った」としています。
これに伴い、三菱自動車を含めた3社での協業形態の検討も終了しました。
ただ、去年8月に発表したソフトウェア開発や電動化での協業は続ける方針です。