イギリスとフランスが主導するウクライナを支援する「有志連合」は、和平成立後のウクライナへの平和維持軍の派遣について軍事担当者らによる議論を開始しました。
20日、ロンドン近郊で行われた会合にはウクライナを支援するヨーロッパを中心とした約20カ国の「有志連合」の軍事担当者らが出席しました。
和平が成立した後にウクライナの安全確保を支援する平和維持軍について、どの国が派兵するかや軍事装備などの具体案を協議したとみられます。
イギリスのスターマー首相は「和平が成立した場合にそれが守られるよう、安全保障上の取り決めを整備する必要がある」と呼び掛けました。
そのうえで、停戦が段階的に行われることも想定して計画を練る必要性を強調しました。