長崎県対馬沖で医療搬送用のヘリコプターが不時着水して3人が死亡した事故で、7日午前から、ヘリの運航会社が当時の状況について説明しています。
エス・ジー・シー佐賀航空 「まだ事故原因がつかめておりませんので、社内の安全点検を実施して参りたい」
ヘリを運航するエス・ジー・シー佐賀航空はこのように述べ、運輸安全委員会の調査に全面的に協力するとしました。
医師や患者ら6人が搭乗したヘリは6日午後、対馬市の対馬空港から福岡市の福岡和白病院に向けて飛び立った後、消息不明となり、午後7時すぎに6人全員が救助されましたが、患者の女性(86)ら3人が死亡しました。
運輸安全委員会は7日午後3時すぎ、航空事故調査官を福岡和白病院に派遣し、聞き取り調査を始める予定です。