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国際養子縁組の子はどこへ?ベビーライフ騒動 残る課題は

政治

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 日本から養子として海外へ渡った子どものうち約200人について、安否確認ができていないことが分かりました。

山田太郎参院議員のX(旧ツイッター)から 「【ベビーライフ事件最新情報】日本人の赤ちゃん174人が海外で消息不明。政府は安否すら確認しない」

 赤ちゃんが「消息不明」。

 山田議員が投稿した「ベビーライフ事件」とは、特別養子縁組をあっせんする民間団体「ベビーライフ」を巡る騒動のこと。

 2020年に突如、事業を停止したのですが、実はこの団体があっせんした子どものなかにはアメリカやカナダなど「外国籍」の養親に引き渡されたケースも多くあり、事業停止後、そうした子どもの消息が分からなくなっているというのです。

 この団体が事業をやめた後、その情報を引き継いだのが東京都。番組で取材をすると、ベビーライフが養子としてあっせんした422人のうち海外で安否確認がされていないのが「209人」。

 山田議員の指摘よりさらに多かったことが分かりました。

 しかし、なぜこんなことに…。

山田太郎参院議員のXから 「現行制度では、日本人の赤ちゃんが国際養子縁組を装って海外に送られても、政府は把握すらできない。国籍変更させられたら、邦人保護すら不可能に。引き続き、法整備を強く追及しています」

 現行制度の問題を指摘。国の法整備を求め、このポストには多くの反応が…。

Xから 「海外に比べ日本は養子を希望する人いないのかな?」 「一歩間違えれば人身売買に利用されそうじゃない?」

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