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世界初 オーダーメイド遺伝子編集を用いた治療が成功難病患者を助ける可能性広がる

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 世界で初めてオーダーメイド遺伝子編集を用いた治療がアメリカで成功し、難病の人たちを助ける可能性が広がっています。

 生後9カ月のKJくんはアンモニアの分解酵素が足りない、遺伝性の難病を抱えて生まれました。

 これまで抜本的な治療は肝移植でしたが、今回、医療チームは病気を引き起こすKJくんの遺伝子変異を特定し、そこだけを修正するオーダーメイドの薬を開発。

 点滴の結果、回復に向かっているということです。

 使われたのは2020年にノーベル化学賞を受賞したCRISPRーCas9という、より簡単に遺伝情報を書き換える技術で、投薬までの期間はわずか半年でした。

 今回の成功で、オーダーメイド遺伝子編集による治療が、筋ジストロフィーなど他の遺伝性疾患にも広がる可能性が出てきています。

画像:Children’s Hospital Of Philadelphia

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