重さが約100キロある盗品の黄金のトイレを売るのを手助けした男に執行猶予付きの判決が出ました。
黄金のトイレは18金製で、重さが98キロ以上あるものの普通に使えたということです。
トイレはイギリスのブレナム宮殿で展示されていましたが、6年前(2019年9月14日)に建物に侵入した窃盗団が持ち去り、それ以降行方は分かっていません。
トイレの価値は9億円以上だということです。
今回、判決を受けた男は窃盗団が黄金のトイレを売る手助けをしたとして有罪と判断されました。
ただ、報酬を得なかったことや役割が限定的だったとして2年の執行猶予と240時間の奉仕活動の判決を言い渡しました。
黄金のトイレはイタリアの芸術家の「拝金主義」を皮肉る作品で展示されていたブレナム宮殿はチャーチル元首相の生家として有名で、ユネスコの世界遺産にも指定されていて、多くの美術品が飾られています。