香川県の県立病院の男性看護師が、複数の女性職員にセクハラをしたとして、懲戒処分を受けました。
20日付で停職6カ月の懲戒処分を受けたのは、香川県の県立病院の係長級の男性看護師(46)です。
香川県病院局によると、男性看護師は、2021年度から2025年4月にかけて勤務先の病院で、4人の同僚女性の二の腕や胸などを複数回、触りました。
2025年3月、被害女性から病院に訴えがあり、発覚しました。
これまでにも女性職員との距離が近いということを男性看護師の上司は認識していて、男性看護師に指導を行ったり、一度、部署替えを行ったりしました。
香川県病院局県立病院課の聞き取りに対して男性看護師は「被害者全員に対して嫌な思いをさせて申し訳ない」と話しているということです。
県立病院課の渡邉美明課長は「職員に対し、常に県職員としての立場を自覚し、県民の不信を招くことのないように行動するなどの指導を徹底して参ります」とコメントしています。