21日の党首討論で、立憲民主党の野田代表は、年金制度改革法案をめぐる修正協議に応じるよう直談判し、石破総理は「真剣にやらせていただく」と応じました。
立憲民主党 野田佳彦代表 「年金の協議、真剣にやりましょう。いかがですか」
石破茂総理大臣 「もちろん真剣にやらせていただきます。年金が老後の大きな支えであるということは、私どもよく承知をいたしております」
野田代表は「あんこの入っていないあんパンを出してきた。参議院選挙での批判を恐れたのではないか」として、政府が法案から削除した厚生年金の積立金を活用した基礎年金の底上げを復活させるよう求めました。
石破総理は「この法案は底上げ策だけが目的ではない」と反論したうえで「他党の意見も聞きながら、結論を得るための努力をしていきたい」と述べました。
また、中低所得者に対する税控除と給付を同時に行う『給付付き税額控除』について「一つの解だと思っている」と述べました。
