石破総理大臣は防衛装備品の展示会を訪れ、陸海空の3つの自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令部のもと防衛装備の開発も統合して行うべきとの考えを強調しました。
石破総理大臣 「(3月に統合作戦司令部を新設し)運用が統合であります以上、防衛力整備も統合であらねばなりません。陸は陸、海は海、空は空、それがバラバラに装備品を開発していても、それはどうにもならない」
石破総理は「朝の技術は、もう夜には時代遅れになっている」と述べ、地域の平和と安定のために同盟国・同志国と装備品の共同開発など協力を進めることは極めて重要だと強調しました。
講演の後、石破総理は約1時間にわたり、日本がイギリスやイタリアと共同開発する次期戦闘機などの展示ブースを回りました。
石破総理大臣 「これ、動力は…」「このエンジンは、どこのメーカーですか?」
アメリカの航空機メーカー「ゼネラル・アトミックス」や「ボーイング」のブースなどを訪れ、熱心に話を聞く場面もありました。
石破総理は2月のトランプ大統領との首脳会談でもアメリカ軍の装備品を新たに購入することなどに意欲を示しています。