後半国会の焦点となっている選択的夫婦別姓について、野党側が提出した法案の審議が30日から始まる見通しです。
28日に国民民主党が制度を導入するための民法改正案を衆議院に提出しました。
これまでに立憲民主党も導入のための別の法案を提出し、日本維新の会は旧姓を使用しやすくする法案を提出しています。
ただ、どの案も過半数を得る見通しが立っていないため今の国会での法改正は難しい情勢です。
一方、自民党は氏制度に関する会議で保守系の議員らが主張する旧姓使用の拡大を検討していくことなどを盛り込んだ「党の考え方」をまとめました。
法案の提出は見送る方針です。
