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【速報】「大川原化工機」冤罪事件で警視庁公安部と東京地検が社長らに直接謝罪

社会

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 「大川原化工機」を巡る冤罪事件で、警視庁公安部と東京地検の幹部が社長らに初めて直接謝罪をしました。

警視庁 鎌田徹郎副総監 「当庁の捜査により多大なご心労、ご負担をお掛けしましたことを深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」

 「大川原化工機」に対する捜査の違法性を認めて賠償を命じた東京高裁の判決は、都と国が上告せずに確定しました。

 これを受け、警視庁公安部と東京地検の幹部が「大川原化工機」の本社を訪れ、大川原社長らに直接謝罪しました。

 大川原社長は「十分に検証し、二度とこういうことが起きないようにしてほしい」と話しました。

 一方、勾留中に胃がんが見つかり、その後死亡した元顧問の相嶋静夫さん(75)の遺族は「何が真実だったのかの説明すらされないまま、私たち遺族は謝罪を受けることはできません」などとして、第三者による検証結果を報告するよう求めています。

 一方、謝罪の場面で警視庁の鎌田副総監が島田順司元取締役を「ヤマモトさま」と言い間違えました。

 鎌田副総監は「大変申し訳なかった。先方には機会を改めて謝罪申し上げたい」と話しました。

 また、東京地検の森公安部長も「大川原化工機株式会社」を「大川原化工機工業株式会社」と発言しました。

 森部長は「私の間違いです。失礼しました」と話しました。

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