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子ども襲う“かみつきザル” 自宅の庭で突然…

社会

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 4歳の男の子が突然、自宅でサルに襲われました。

サルに襲われた男の子の母親 「ラッシュガードを着せていた。血がポタポタ垂れて、かまれたんだと思って急いで中に入れて消毒して」

 12日、広島県呉市で4歳の男の子がサルに左腕をかまれて出血し、病院で治療を受けました。

男の子を襲ったサルを見た人 「ここで(おもちゃ)を取ろうとして、サルがここから出てきた」

 呉市では去年末に住宅街にサルが現れ、小学生にけがをさせました。

 今年3月にも1歳の男の子がサルに右のふくらはぎをかまれる被害がありました。

 今月12日の被害者の自宅からは度々、サルが目撃されています。

 数カ月前には…。

サルに襲われた男の子の母親 「(男の子が)チョコレートを持っていて、サルに突き飛ばされてチョコレートだけ奪われて逃げていくことはあった。だから子どもたちもトラウマになって」

 なぜサルは子どもを襲うのか、専門家によりますと…。

日本モンキーセンター 赤見理恵さん 「一般的に野生のサルは、サルの中では誰が強いとか誰が弱いとか把握する能力にたけている。恐らく人を見た時にも“どの個体が弱そうか”見分けてしまう。子どもや女性が狙われやすいとよく聞く」

 もし野生のサルと遭遇したら…。

日本モンキーセンター 赤見理恵さん 「近寄ったり騒いだり、大きな声を出したりしない。サルを怖がらせたり刺激したりしない。サル同士では目を見ることが威嚇になる。目を合わさないというのも大切なポイント」

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