富山県の自宅で当時10代だった実の娘に性的暴行を加えた罪に問われている男について、検察側は懲役8年を求刑しました。弁護側は無罪を主張しています。
大門広治被告(54)は2016年、自宅で当時16歳だった実の娘の福山里帆さんに対する準強姦の罪に問われています。
検察側は27日の論告で「福山さんを抗拒不能に陥れ、4年間にわたり複数回性的暴行を加えたことは極めて卑劣」などと指摘しました。
そのうえで「反省は皆無で、刑事責任は重大」として、懲役8年を求刑しました。
一方、弁護側は「被害者は拒否することができた」と無罪を主張しました。
判決は10月に言い渡される予定です。