山口県美祢市にある日本最大規模のカルスト台地、秋吉台などの豊かな自然がユネスコの「世界ジオパーク」に認定を勧告されることが決まりました。来年春に正式に認定される見通しです。
美祢市は、秋吉台や秋芳洞などの豊かな自然を世界に知ってもらおうと「ユネスコ世界ジオパーク」の認定を目指しています。
「世界ジオパーク」は、貴重な地形や地質があり教育や観光への活用が期待される地域をユネスコが認定するもので、今年7月、ユネスコの担当者が現地を審査していました。
今月6日にチリで開かれた会議で世界ジオパークにふさわしいか審議され、来年春の執行委員会での承認に向け、議題に含むよう勧告すると決定したということです。
ユネスコ世界ジオパークの認定が決まれば、国内11カ所目になります。