コンビニ店での特殊詐欺の被害などを防ぐため、東京・品川区と警視庁はコンビニ各社と正式に連携し、対応にあたることを確認しました。こうした取り組みは都内で初めてです。
品川警察署 脇本史雄署長 「日本一安全安心な街・品川の実現に向けて、さらに連携の輪を強くして全力で取り組んで参りますので、ご理解ご協力をよろしくお願いします」
品川区と警視庁は24日に開催した「しながわコンビニサポートポリス発足式」で、特殊詐欺や万引きなどの被害を減らすためにコンビニ各社と連携を強化し、対応していくことを表明しました。
警視庁によりますと、品川区内では特殊詐欺に関する被害が去年1年間で45件起きていましたが、コンビニ店員が声を掛けるなどして被害を未然に防いだ事案は30件あったということです。
今年の品川区内の特殊詐欺による被害額は5億円に上っていて、警視庁は今回の取り組みを通じて犯罪の抑止につなげていきたいとしています。