ガザ地区の和平合意によりイスラム組織ハマスが返還した人質の遺体のうち、1体が別人であるとイスラエルメディアが報じました。
ハマスは14日に死亡した人質の遺体4体を新たに国際赤十字を通じて返還しました。
イスラエルメディアは15日、このうちの1体が、返還が予定されていた人質ではなく、ガザ地区の住民だったと伝えました。
人質の遺体28体のうち、これまでに合わせて8体がイスラエルに引き渡され、身元の特定のために法医学検査が進められています。
イスラエル軍は「ハマスは合意の履行義務を果たし、すべての人質を家族のものと帰還させる必要がある」と訴えています。
ハマスは一時的な停戦が実現した2月にも別人の遺体を引き渡し、イスラエル側から批判されていました。