東日本大震災で津波に巻き込まれ、行方不明になっていた女の子が家族のもとに帰りました。
おととし、宮城県で見つかっていた遺骨の身元が、DNA型鑑定などで判明し、家族に引き渡されました。
岩手県山田町に住んでいた山根捺星さん(当時6)。震災が起きなければ、今年、21歳になっていました。
母・千弓さん 「姿は見えないですけど、気持ち的には、また4人で生活できるという気持ち。頑張ったなって。帰って来てくれてありがとう」
父・朋紀さん 「早く一緒に隣で寝たいです」
東日本大震災では、いまだ2519人が行方不明になっています。