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真備の明るいニュースで被災者を前向きに!高校生が作った新聞を配布

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 高校生が被災地に明るいニュースを届けます。岡山県の高校生が作る真備町に向けた新聞が10日、避難所で配られました。

 倉敷市真備町箭田の公民館で、被災地の復興支援チームが集まった「真備よろずチーム研究所」が立ち上がりました。その中の1つに、高校生のチームがあります。

 被災者に少しでも前向きになってもらいたいと、真備町の明るいニュースを伝える新聞を作っています。

 その名も「MABIPAPER(マビペーパー)」。10日は第1号を1000部持ってきました。

 高校生チームは全部で28人いますが、10日は5人が参加。その中の若狭李紗さんは、マビペーパーの編集長を務めています。

(マビペーパー編集長/若狭李紗さん) 「少しでも、希望というか『元の真備を一緒に戻していきましょう』という感じですかね」

(記者) 「高校生の彼女たちは、自分たちで作ったこのマビペーパーを避難所で直接配っています。そして、次号以降に向けて取材も行っています」

 自分たちの足で避難所をまわって新聞を渡しながら、避難者に困っていることなどを聞きます。

 新聞には、7月に行われた福井県の高校生ボランティアの活動や、避難所の子どもたちを対象にしたツアーなどが取り上げられています。受け取った人は、若い高校生が活動していることに元気をもらえるといいます。

(避難所の人はー) 「僕たちのために動いてるっていうことだけでもすごいありがたいので」

 マビペーパーは、8月中は毎週1回、9月以降もニーズを考えながら発行していきます。

(高校生の活動を支援/野村泰介さん) 「高校生の視点で、これは多くの人に知らせた方がいいなというようなニュースをたくさん集めてもらって、紙媒体で拡散していきたいなと思っています」


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