高松高等裁判所長官に秋葉康弘さんが就任し「地域のニーズに応えて司法サービスを適切に提供していく」と抱負を述べました。
（高松高裁長官／秋葉康弘さん） 「裁判所の使命を果たしていくために何が出来るのかということを考えて、少しでも尽力していきたい」
秋葉康弘さん（62）は東北大学出身で、1981年から東日本を中心に裁判官を務め、福島地裁所長や東京高裁の裁判長を歴任しています。
秋葉さんは会見で「裁判員裁判の参加意欲が下がっているため、情報発信をして理解を得られるようにしたい」と話しました。 裁判員裁判がはじまった2009年は全国の裁判員の出席率は83.9％でしたが、去年は63.9％でした。
