香川県三豊市で毎年恒例の「仁尾八朔人形まつり」が開かれ、今年も風情ある昔ながらの町並みにたくさんの人形が並びました。
昔ながらの町並みが今もなお残る三豊市仁尾町。
「仁尾八朔人形まつり」は、その町並みを舞台に子どもの健やかな成長を願おうと毎年行われているイベントで今年で21回目です。
歴史上の人物やおとぎ話の名場面を人形やジオラマを使って店先や住宅に再現しています。
29の会場、約1.8キロを歩きながら楽しめるようになっています。
(記者) 「こちら白い壁が特徴の姫路城です。屋根をよく見てみると全てダンボールで作られているんです」
屋根瓦をダンボールのでこぼこをうまく使って表した姫路城の前には、暴れん坊将軍の一幕が描かれています。
訪れた人は、細かく再現されたお城や人形を写真に収めていました。
こちらは、香川高専詫間キャンパスの学生が作った「さるかに合戦」です。
からくり人形とスクリーンの映像を組み合わせて物語を表現しています。
初めて見る子どもにも分かりやすい作りになっていました。
(訪れた子どもは) 「さるの上から丸いものが落ちてくるところが面白かったです」
この他にも町全体にたくさんの人形が飾られていて、風情ある昔ながらの町並みが多くの家族連れでにぎわっていました。
(訪れた人は) 「癒されるしロケーションがまたいいですね」 「想像よりも完成度が高く非常に良かったと思います。歴史の物語とかも見られて非常に良かったです」
(訪れた子どもは) 「すごくかっこよかった。斉彬と隆盛が一緒に映っていたところ」
(訪れた人は) 「子どもも飽きずに歩きながらだと遊びながら楽しく回れるので良かったです」
(仁尾八朔人形まつり実行委員会/西山弘茂会長) 「歴史上の人物も飾っているので歴史を勉強していただいたらなおいいかなということです」