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「仁尾八朔人形まつり」実行委員会解散も有志団体立ち上がり復活へ 香川・三豊市

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 香川県三豊市仁尾町では、旧暦の8月1日に恒例行事「仁尾八朔人形まつり」が行われています。2024年は中止となりましたが、2025年は規模を縮小して行うことが分かりました。

 「仁尾八朔人形まつり」は子どもの健やかな成長を願う伝統行事です。一時歴史が途絶えましたが、1998年に地元の人らで作る実行委員会によって復活しました。

 2023年まで新型コロナの影響を受けながらも仁尾町の一大イベントとして高く評価されてきました。しかし2023年9月の開催後、実行委員会の会長が亡くなったことや、関係者の高齢化が進んでいることなどから、2024年は中止となりました。さらに実行委員会が解散し、再び歴史が途絶えようとしていました。

 そんな中、仁尾町が一体となる伝統行事を守ろうと、地元の人ら9人で作る有志団体が立ち上がり、まつりを継承することを決めました。保管していた人形や資材なども全て新しい団体に譲渡されます。

 これまでは仁尾町内の約20カ所に人形を展示し、数日間公開していましたが、2025年は9月15日(月)午後3時~午後9時まで、仁尾町の賀茂神社で展示することになりました。

 まつりを継承する団体では「今回は小規模で開催しますが、今後範囲を広げていけたら」とコメントしています。

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