瀬戸大橋のライトアップ時間を延ばすことについて、観光面での効果と鳥類や天体観測への影響について有識者が検討する委員会が設置されました。
岡山、香川両県と本四高速が設置したもので、社会資本整備や観光、水圏環境などの専門家4人が委員を務めます。
瀬戸大橋の照明の点灯時間は、環境省のガイドラインによって、現在、年間300時間が上限です。
岡山県や香川県は観光客の誘致や地域経済の活性化のため点灯時間の拡大を要望していますが、鳥類や天体観測への影響も懸念されています。
検討委員会では効果や影響について客観的なデータをもとに検証するとともに、地元の関係者へのヒアリングや意見交換を行い、今年中に点灯のあり方について提言をまとめる予定です。