高松市在住の芸術家、濱野年宏さん(82)が39年前に自らが描いた絵を修復しました。
26日朝、香川県宇多津町の「ユープラザうたづ」に修復された絵が運び込まれました。
修復されたのは、1981年に、濱野年宏さんが宇多津町の新庁舎完成を記念して描いた「Right and Leftに広がる現象の翼」です。
修復前は、絵の中央に光沢のあるシミが数か所ありました。 この絵には色を薄く重ねる特殊な技法が使われていたため、第三者ではなく、作者の濱野さん自身が2カ月かけて修復しました。
(高松市在住の芸術家/濱野年宏さん[82]) 「感無量ですね。町の発展と町民の幸せというものを鵜の口ばしが天に向いている。描いた当時からそうでしたから」
修復した絵は、ユープラザうたづで展示されています。