公共交通機関で全国初の取り組みです。岡山市の路面電車で感染症対策のロボットが16日、お披露目されました。
新型コロナウイルス対策のロボットを開発したのは、両備グループです。ウイルスのDNAなどを壊す特殊な紫外線を無人で照射し、感染力をなくします。
(記者) 「ここから紫外線が照射されます。通路を動きやすくするように小型に作られました」
16日は、おかでんチャギントン電車でデモンストレーションが行われました。バスや電車など公共交通機関での取り組みは全国で初めてだということです。 両備グループでは所有する電車やタクシー、フェリーなどの感染症対策でもロボットを使う予定です。
(両備グループ/小嶋光信 代表) 「誰もが新型コロナウイルスの中でも、移動が安心してできる世界をつくっていきたい」