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周遊型観光列車「瑞風」の再開へ備え 立ち寄りの観光地、倉敷美観地区で感染症対策を確認 岡山

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 新型コロナウイルスの影響で運休していた周遊型観光列車「瑞風」の再開に備えて、JR西日本が11日、立ち寄り先の倉敷美観地区で感染症対策を確認しました。

 2020年2月末から運休している、JR西日本の周遊型観光列車「瑞風」。

 スイートルームでは1泊2日で1人あたり84万5000円(税込み)というぜいたくな旅が2021年2月17日に再開します。

※瑞風 山陽コース下り・5月 2名1室

 再開に備えて、JR西日本の職員など約30人が「瑞風」が立ち寄る観光地・倉敷美観地区で新型コロナウイルスの感染症対策の訓練を行いました。

 3密を防ぐために駅からの移動で使うバスは2台に増やし、団体行動では最大でも7人の少人数グループに分けて動くことを確認しました。

(記者)
「感染対策として無線機を使ってガイドを行っています。こうすることで適度に距離を保ちながら案内を楽しむことができます」

 密を避けるために「トラベルイヤホン」という無線機でガイドが案内を行います。どの程度なら離れても、ガイドの声が参加者に届くかなどを確認しました。

(訓練に参加した人はー)
「普段はガイドの声が聞こえるように近くに行くが、自分が見たいところを見ながらガイドの話が自然と入ってくるので、自分の動きに合わせた楽しみ方ができると思う」

 JR西日本では12月には実際に「瑞風」を運行して訓練を行うということです。

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