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13日に開通予定! 香川と徳島つなぐ「新猪ノ鼻トンネル」で訓練を実施 両県の連携を確認

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 12月13日の開通を前に、香川県と徳島県の県境に位置する国道32号の「新猪ノ鼻トンネル」で、交通事故を想定した訓練が行われました。

(記者リポート)
「訓練は車2台が正面衝突し、3人がけがをした想定で行います」

 

 延長約4キロの国道32号の「新猪ノ鼻トンネル」は、香川県と徳島県の県境にあるため、事故などが起きた場合は両県が連携して対応することになっています。

 9日は、両県の河川国道事務所や警察、消防がけが人の救助や消火活動、交通整備などの流れを確認しました。

(徳島河川国道事務所/山岡敏之 副所長)
「もし(事故などが)起こった時は迅速に確実に事故の対応ができるように、きょう訓練できたと考えています」

 

 「新猪ノ鼻トンネル」など4つのトンネルを含む国道32号「猪ノ鼻道路」は、香川県三豊市と徳島県三好市を結んでいます。

 延長8.4キロで総事業費は432億円です。

 現在の国道32号の県境区間は、急勾配や急カーブが連続していて落石などの危険箇所が多く、大雨や積雪などの影響で通行規制が行われることもあります。

 「猪ノ鼻道路」が開通すれば、これらの問題が解消されるだけでなく、香川県の「こんぴらさん」や徳島県の「祖谷のかずら橋」など観光地から観光地へのアクセスも便利になります。

(徳島河川国道事務所/山岡敏之 副所長)
「地域の人々の生活、経済活動が一時止まってしまうことがあったので、今回この猪ノ鼻道路が開通することでそういった生活、経済の活性化につながればと思っています」

 

 「猪ノ鼻道路」は12月13日に開通します。

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