地域経済を回復させようと、香川県坂出市がキャッシュレス決済のポイント還元キャンペーンを始めました。
坂出市が2月1日から始めたのは、キャッシュレス決済サービス「ペイペイ」を使って支払うと、最大30パーセントがポイント還元されるキャンペーンです。
決済1回あたり最大2000円相当、期間中で最大5000円相当が還元されます。
期間は2月いっぱいで、飲食や小売、サービス業を中心に約500の店などが対象です。
2020年10月に最大20パーセント還元のキャンペーンを行ったときには、「ペイペイ」での決済が、前の月の3倍ほどに増えたということです。
坂出市は、例年消費が冷え込む2月により多くの消費につなげようと、今回は還元率を30パーセントに上げました。
キャッシュレス決済で”消費喚起” 結果は?
キャッシュレス決済のポイント還元は、岡山・香川このほかの自治体でも行われています。現在行っているのが、坂出市のほか、倉敷市と高松市です。
また、2020年8月から2021年1月にかけて岡山市や東かがわ市などでも行われました。
このうち、岡山市は、2020年8月に行った第1弾の結果をまとめています。
1カ月間で約26万人が利用。ポイント還元の総額は、4億6300万円相当で35億7000万円分の消費効果があった、ということです。
岡山市や高松市、坂出市では、1回目のキャンペーンで一定の効果があったとして2回目を実施しています。