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東京五輪聖火リレー 香川を走る53人が決定 「車いすを使わずに聖火を運びたい」毛利さんのメッセージ

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 延期となった東京オリンピックの聖火リレー。

 2021年4月に香川県を走るランナーが発表されました。

 香川県では4月17日と18日に全8市9町で聖火リレーが行われます。聖火ランナーは53人で延期前と同じ顔触れです。

 ランナーの1人、観音寺市の毛利公一さん(39)は2004年に海の事故で頚髄を損傷し、車いすで生活を送りながら介護事業や障害者の就労支援事業に取り組んでいます。

 毛利さんは「車いすを使わずに聖火を運ぶこと」を目標に、2020年1月から装具を使った歩行練習を始めました。延期が決まった後も訓練を続け、今では作業療法士に支えてもらいながら200メートルを歩けるようになりました。

(聖火ランナーに決まった/毛利公一さん)
「率直に言うとうれしいが6割で、(新型コロナ禍で)本当にいいのかなというのが4割ぐらいしています」

 課題だった「聖火のトーチをどうやって持つか?」も、もう1人補助をつけることで解決しました。

(聖火ランナーに決まった/毛利公一さん)
「とにかく笑顔で聖火をつないでどんなケガをしても、もう一度挑戦すればしっかり社会に出ていけるというメッセージを込めて、笑顔で200メートル歩ききりたい」

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