みなさんはどのくらいの頻度で「みそ汁」を飲みますか。KSBが岡山・香川の人たちに行ったアンケート調査では、約半数が「週に4日以上」みそ汁を飲んでいると答えました。人気の具材についても聞いたところ、1位は「豆腐」でした。
28日、香川県では小学生たちが地元の野菜を具材にして「みそ汁」を作るワークショップが開かれました。
香川県綾川町の農業経営高校で開かれた「じぶんで考える食の教室」には、小学生の家族7組が参加しました。
ナビゲーターは、野菜ソムリエで「八百屋ひとみ」の店主・池田ひとみさんです。作るのは、味の素が提唱している具だくさんの「うちの満菜みそ汁」です。今回、具材の野菜は子どもたちが自分で選びました。
(参加した子ども)
「サトイモとダイコンを持ってきました。(Q.ダイコンの注目は葉っぱですね。ここは使いますか?)使う!!」
(野菜ソムリエ プロ/池田ひとみさん)
「ダイコンの葉っぱは緑黄色野菜なので、カルシウムもたっぷり、葉酸もたっぷりなんでぜひ一緒に食べてもらいたいです」
使うみそは、農業経営高校の生徒が造った「白」「赤」「黒」の3種類です。子どもたちはみその味見をして、自分の野菜に合いそうなものを選びます。
(みその味見をした子ども)
「赤みそと白みそ(を使う)。赤みその方が味がちょっと濃い」
みそも決まったところで調理開始です。子どもたちは高校生のサポートを受けながらカボチャやムラサキイモ、バターナッツなど、いろいろな野菜を切っていきます。だしを入れた後、手造りみそを溶き入れたら完成です。
(みそ汁を飲んだ親子は―)
父親:「おいしい。もうママよりおいしいかも!」
子ども:「(黒みそは)後にちょっと黒豆の味がしておいしい」
(子どもが作ったみそ汁を飲んだ母親は―)
「おいしいよ。また作ってね」
(野菜ソムリエ プロ/池田ひとみさん)
「一緒に来てくれたご家族の方がすごくうれしそうなのが印象に残りました。もっと身の回りの香川県産のお野菜に注目してもらうとともに、香川で一生懸命みそを造ってくれた人みたいに、向こうにいる人を思いながら作っていただけたらと思います」