2021年、空はさまざまな表情を見せてくれました。
1月の夜空に現れた「火球」
1月、KSBの屋上にあるカメラが捉えたのは…「火球」です。
ウェザーニューズによると「火球」は月に数個程度は見られるそうですが、この時の火球は特に大きく明るかったそうです。
期間限定の絶景「ダイヤモンド讃岐富士」
こちらも輝いたのが飯野山、通称「讃岐富士」の山頂と朝日が重なる「ダイヤモンド讃岐富士」。
4月と8月の限られた期間にだけ見られる絶景です。
140年ぶり「ほぼ皆既月食」
5月には2021年最大の天体ショー、「スーパームーンの皆既月食」がありました。岡山・香川では雲がかかって見られなかったので、仙台で撮影された画像をご覧ください。
さらに珍しかったのが、月の98%が隠れる11月の「ほぼ皆既月食」です。
この「ほぼ皆既月食」が全国的に見られるのは140年ぶりでした。
珍しい「ダブル」
8月の雨上がりには珍しいダブルレインボーが岡山・香川の各地で見られました。
天気下り坂のサイン、ハロもこの日はダブルに……。「9度ハロ」と呼ばれるこの現象は非常に珍しいそうです。
美星町が「星空保護区」に
天体ショーと言えば、2021年11月には井原市美星町が国際NPOが定める「星空保護区」にアジアで初めて認定されました。
「星空保護区」は「星空の世界遺産」とも呼ばれています。
年明け早々、注目の天体ショー「しぶんぎ座流星群」
そして2022年は年明け早々に注目の天体ショーがあります。それが三大流星群の1つ「しぶんぎ座流星群」です。
ピークは1月4日の午前5時ごろで1時間に50個ほど見られそうです。この日は新月なので近年まれにみる絶好の観察条件です。
1月4日が仕事始めという方も多いと思います。早起きして流れ星を見てから家を出るのもいいかもしれませんね。