新型コロナ禍で巣ごもり需要が高まり、全国的に「ログハウス」や一回り小さな「ログ小屋」が人気を集めています。そんな中、「移動できる小屋」も誕生しました。
(山下佳乃リポート)
「移動式のログ小屋が、今東京から香川にやってきました」
ログハウスなどを販売しているBESS高松に運ばれてきたのは、ログハウスより一回り小さいログ小屋。しかも移動可能な通称「走るログ小屋」です。
(山下佳乃リポート)
「小屋の中は、手を大きく動かしても当たらないほどの開放感があります。そして木の良い香りがします」
このログ小屋「IMAGO iter」(386万円)は国産の杉で作られていて、天井の高さは約2メートル、広さは4畳ほどあります。
「走るログ小屋」誕生の背景には、コロナ禍による巣ごもり需要の高まりがありました。
(BESS高松事業責任者/谷口雄紀さん)
「コロナ禍で展示場への来場者の数は減っているんですけど、おうちの時間とか趣味の時間を楽しめるログハウス、これに関して非常に興味関心が高まっていて、成約されるお客様が増えている状況です」
しかし、ログハウスやログ小屋を建てるにはさまざまな規制があります。そこで「建築物」ではなく「車」として「走るログ小屋」が誕生しました。
移動ができるため、これまで以上に活用の幅が広がります。2021年10月に販売が始まり、17日までに全国で51台が売れました。
高松の店舗にも10件ほど問い合わせがあったということです。
(BESS高松事業責任者/谷口雄紀さん)
「好きなように使って好きなように楽しむ、そして自分自身の思いを反映する。そんなログ小屋、走るログ小屋であると思います」
「(Q.谷口さんだったら何にされますか?)僕だったら、サウナハウスにするかな。サウナ好きなんでサウナのハウスにしたいなと」
「走るログ小屋」は、18日から高松市のBESS高松に展示されています。