岡山県警は2022年に入って還付金詐欺が急増しているとして注意を呼び掛けています。
岡山県警によりますと、県内での特殊詐欺被害は、1月1日から24日までに15件が確認されています。被害額は、約1500万円で2021年の同じ時期の約2倍となっています。
このうち最も多いのが還付金詐欺による被害です。9件の発生が確認され、被害額は約830万円に上っています。被害にあったのは、9件とも高齢の女性です。
保険料や医療費などの還付金を受け取れるとATMに誘い出し、機械を操作させて逆に金を振り込ませる手口です。
県警は、「ATMを操作しても還付金は受け取れない。見知らぬ人からお金の話があれば警察や身近な人に相談してほしい」と呼び掛けています。