50歳以下の備前焼作家による展覧会が岡山県倉敷市のデパートで始まりました。
会場に展示されている伊勢崎晃一朗さんの作品のぐい飲み。素材には備前の土が使われています。白い焼き色が印象的な作品です。
展覧会は天満屋倉敷店のアートサロンのオープンに合わせ開かれたものです。
展覧会を主催した備前陶心会には50歳以下の作家28人が所属していて、全ての作家が酒器をテーマに作品を披露しています。
小ぶりな作品の中にも作家の個性が表現されています。
金光教悟さんの作品の酒器揃えは、立体的な造形が特徴で手に持ったときの感触も楽しめます。
(備前陶心会/伊勢崎晃一朗 会長)
「家で楽しむものでありまして、もちろん日本酒であったりワインだったり、ビールだったり、いろいろなお酒に使える器を並べておりますので、皆さん家で使われることをイメージすることができたら」
作家それぞれの個性を楽しめる備前焼の展覧会「備前陶心会二十八の酒器展」は、天満屋倉敷店で4月11日まで開かれています。