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ゲームで高齢者の元気をサポートする「健康ゲーム指導士」 高校生が講座を受講 岡山

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 ゲームを通じて高齢者の健康を増進へ。そんな取り組みが全国で広がっています。その取り組みを支えるのが「健康ゲーム指導士」という存在なんですが、一体どんな資格なんでしょか。

 日本アクティビティ協会が岡山県の玉野光南高校で開いた「健康ゲーム指導士」の養成講座です。

 この指導士はゲームの楽しさを高齢者に伝え、高齢者の健康と交流をサポートする人のことで、2018年から協会が認定している民間資格です。この日は高校3年生36人が参加しました。

(松木梨菜リポート)
「高校生が指導役となって、ゲームの楽しさを高齢者の皆さんに指導していきます」

 協会と慶応義塾大学の共同研究の結果によると、高齢者が毎週1回のゲームを10週間継続したところ、判断力が向上したということです。

 この講座は高齢者施設などで実践できる指導士を増やそうと全国で開いていて、現在1000人以上が資格を持っています。約2時間かけ講座を受講した高校生は、この後、リポートを提出すれば資格を取得できます。

(受講した高校生は―)
「高齢者の方にも分かるように説明するためにはコミュニケーション能力が大切になってくるので難しかったです」
「若い人と高齢者がゲームを通じて地域が活性化されればいいと思います」

(日本アクティビティ協会/川崎陽一 理事長)
「(高校生が)自分の好きなことを通じて地域と交わる、そのお手伝いができれば。自治体や地域の高齢者介護施設と連携して、地域でどう活用していくのかを模索しながら広げていこうと思っています」

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