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“行動制限のない夏休み” 専門家に聞く「海やプールでの感染対策」〈新型コロナ〉

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 感染が急拡大する中、迎えた行動制限のない夏休み。海水浴やプールなどの夏のレジャーではどのような感染対策をとればよいのでしょうか。政府の分科会のメンバーでもある川崎医科大学の中野貴司教授にシーン別の感染対策を聞きました。

海やプールで泳ぐ際は?

(川崎医科大学/中野貴司 教授)
「泳いでいる最中はマスクをするのは現実的ではないと思いますし、これまでよりは距離をとって全く知らない方々ともそういった場では接すると思うんですね」

 泳ぐ際にマスクを着用するのは難しいため、間隔を2メートル以上空けることが大切だとしています。

着替えの際にも注意が必要

(川崎医科大学/中野貴司 教授)
「更衣室って場所は狭い空間ですし、換気もうまくいかない場合もありますし、混んでいるところは避けるのは感染対策の基本だと思いますので」

 混雑した更衣室は利用しないようにして、密を避けるために「車」で着替えることを提案しています。

海水浴での食事は?

(川崎医科大学/中野貴司 教授)
「屋外ですと換気は保たれると思いますね。それでもあんまり人同士が近いと、食べる最中はマスクをしてないと思いますから、少し我慢して食事の最中はあまりしゃべりすぎない」

 食事の際も2メートル以上間隔を空けできるだけ話さないようにすることが大事だといいます。

(川崎医科大学/中野貴司 教授)
「私たち日常の暮らしは行動制限を緩めていく方向で社会は動いています。それを無にしない、逆戻りさせないためには、できる限りの感染対策をとりつつ、感染拡大の速度を急激にしないようにしないようにしながら夏休みを過ごしていただければ」

 公園で遊ぶ機会も増えますが、中野教授は、遊具を触る前、触った後は手洗いや消毒をすること、また目・鼻・口からウイルスが入らないようにするため、遊具などを触った手で顔を触らないようにすることが大切だとしています。

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