岡山市の国際医療ボランティア「AMDA」の医師らが、トルコで発生した大地震での支援活動について報告しました。
(AMDA緊急救援ネットワーク 医師/鈴記好博さん)
「見たこともないほどの建物の崩れ方であるとか」
2月6日未明、トルコ南部を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生し、死者は隣国シリアと合わせて、5万人以上とみられています。
国際医療ボランティア「AMDA」に所属する鈴記好博医師ら3人は、被災者を支援するため2月11日にトルコに出発。現地では、被災者の健康チェックを行ったり、毛布などの物資や不足している薬を調達し、被災者に届けたりしました。
また、家族ごとに1つのテントで避難生活を送っているのを見て、日本での避難所の運営方法について改善の必要性を感じたそうです。
(AMDA緊急救援ネットワーク 医師/鈴記好博さん)
「体育館の雑魚寝の避難ではなく、感染症の観点からも、そういう(家族)単位での避難ができるような準備が構築できたら」
AMDAは27日に追加のチームをトルコに派遣し、引き続き被災者支援を行います。