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季節の変わり目はトラブル増…肌荒れ、シミを防ぐには? 専門家に聞く「お肌の疑問」【みんなのハテナ】

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 Park KSBアプリに皆さんから寄せられた疑問をもとにお伝えする「みんなのハテナ」。今回は、季節の変わり目で悩む「お肌」に関するハテナです。肌が荒れる原因や対処法など皆さんから寄せられたお肌に関する疑問について専門家に聞きました。

 お肌に関する疑問について答えてくれたのは、高松市の美容皮膚科・形成外科「Clinicaみやむら」の宮村卓院長です。

「肌荒れの原因や対策の方法は?」(りょくふう 47歳 高松市)

(Clinicaみやむら/宮村卓 院長)
「一番は角質層の乱れからくる。アレルギーを肌から取り込みやすくなっちゃって、それが原因で肌を痛めてしまう方は多い」

 宮村院長によると肌の表面にある「角質層」は肌をこすったり紫外線を多く浴びたりすると、ダメージを受けます。これによって肌を守る機能が弱くなり、外部からの刺激を受けやすくなります。

 特に今の時期は注意が必要です。

「今、花粉が肌について肌荒れが収まらないという方がすごく多くいらっしゃるので、せめてご自宅に帰ったらできるだけ早くお顔からアレルギーになるような物質を洗い流していただくというふうには指導しています」

 このほか、季節の変わり目は肌トラブルが増える傾向にあります。宮村院長は気温や湿度の変化に「自律神経」がうまく対応出来ていないことが要因の一つだとしています。

 対策としては――。

「ニキビも摩擦するものがあると、例えば頬づえつくだけでもそちら側のニキビが悪くなって、物理的な刺激を極力避けていただくというのはいい選択だと思う」

 また、バランスのいい食事などで「健康的な体」を作ることも大切だということです。

「シミができにくい方法は?」(てれさ 59歳 岡山市)

「やっぱりまずは日焼け止め。いかに日焼け止めをしっかり使っていただくかっていうのは大切」

 シミは「メラニン」が過剰に作られることでできてしまいます。

 人の体は紫外線を浴びると肌を守るために「メラニン」を作ります。しかし、紫外線を浴び続けて肌がダメージを受けたり皮膚の再生能力が低下したりするとメラニンがたまり「シミ」として現れます。そのため、いかに「紫外線をブロックするか」がシミ対策の基本になります。

「もう4月ぐらいから(紫外線が)高くなってきている」

 気象庁によると紫外線は12月・1月が最も弱く7月が最も強くなっています。4月の紫外線の強さは7月の約7割。9月と同じ程度だとされています。

 紫外線をブロックする「日焼け止め」選びにもポイントがあります。

「山に行ったり海に行ったりって、これからの季節増えて来ると思うので、そういったときはSPF50+とか高めのものを使っていただけたら。普段から高めのものを使っていたら肌に負担をかけることもあるので、普段は控えのもの、SPF20、30くらいのものでカバーしていただけたら」

 宮村院長によるとSPFの数値が高い日焼け止めは、紫外線が肌まで届くのを防ぐ物質が含まれていて肌への負担がかかります。日焼け止めでの肌荒れが気になる方は数値の低いものを選んでみてください。

 ちなみに、現在48歳の宮村院長がお肌のためにやっていることを聞いてみると――。

「僕は気を付けていることっていうと、一番は『食生活』。ビタミンしっかり取ること、細胞を動かすのにはビタミンものすごく必要不可欠で、それが足りないだけでうまく動きませんので、ビタミン類っていうのはサプリメントを利用してかなり多めに取るようにはしている」

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