香川県議会の文教厚生委員会が行われ、「香川県立アリーナ」の設計変更などを求めた陳情書をめぐり質疑応答が行われました。
サンポート高松で建設中の県立アリーナについては指定管理者の候補となっている事業体「香川アリーナコンソーシアム」が6月19日、「風などへの対策が必要」として設計の変更を求めた陳情書を県議会に提出しました。
29日に行われた文教厚生委員会で、立憲・市民派ネットの富野議員と共産党議員団の樫議員がこれについて質問しました。
2人はともに重要な『構造上の問題』が建設が始まったあとに出てきたことは非常に不可解だと述べました。
そして、県教育委員会の淀谷教育長に対して建築費の上限、190億円を超えることなく、2024年11月の工期を守ることはできるのかと質問しました。
これに対して淀谷教育長は「候補事業体とはこれまでも風と照明の問題について意見交換を行ってきた。決められた予算の範囲と工期で完成させることに全力を尽くす」と答えました。
(香川県教育委員会/淀谷圭三郎 教育長)
「より良い施設になることが最大の目的であり、その中でコストコントロール、この両立をしっかり果たしながら開館に向けて全力を尽くしたい」