防災などのために道路上から電柱をなくす「無電柱化」について、国土交通省が香川県の担当者らにメリットや注意点を説明しました。
国土交通省の講習会には四国4県や市町村で市街地の開発などを担当する職員約80人が参加しました。
電線を地中に埋めるなどして電柱を道路上からなくす「無電柱化」は台風や地震で電柱が倒れることを防ぐほか、街の景観を良くすることにもつながるとして国が推進しています。
国土交通省は地方自治体にメリットや重要性を知ってもらうために全国で講習会を開いていて、25日は整備の事例や国の補助金制度などを説明しました。
香川県では現在高松市の国道11号を中心に少なくとも42kmの道路で電柱をなくしていて、今後さらに40kmの道路で整備を進める方針です。