地域の人たちに防災意識を高めてもらおうと、9日、岡山市の中学生らがゲームやクイズで楽しく学べるイベントを開きました。
ウェルポートなださき(岡山・南区)で開かれた「防災フェスティバル」です。
地元中高生のボランティアグループ「チーム灘」が初めて企画したもので、各コーナーの受付や防災ゲームの進行などを担当し、災害への備えを紹介しました。
メンバーの光畠一輝さん(中3)は「防災について楽しく知ってもらえるような機会を今回作りました。災害が起きた時にどんな持ち物で行くかなど、対策を知ってもらえたらうれしいです」と話しています。
ポリ袋で湯せん調理したハムエッグや、マカロニを使ったおやつなどの非常食のコーナーもあり、多くの家族連れが防災への理解を深めていました。
地震体験車で震度6の揺れを実感した子どもは「怖かった」「(こんな地震が来たら)おさまるまで待つ」と話していました。