岡山と香川の注目グルメを紹介するほっとマルシェ。今回は春らしいパンです。岡山から、3月いっぱいまでの金曜日と土曜日しか食べることができない期間限定の「米粉パン」を紹介します。
赤磐市の「さくらさく農園のパン屋」はお米やブドウなどを栽培する農家が営むベーカリーです。
(さくらさく農園のパン屋/佐倉千恵子さん)
「自家製の農作物を使って農家が作る米粉のパン屋です。野菜から果物から何を入れてもほんとにおいしいので、パンがいいです」
「米粉パン」は午前2時から一つ一つ丁寧に手作りしています。そのバリエーションは約30種類もあるんです。
おすすめの「米粉100%のパン」(300円)です。
(さくらさく農園のパン屋/佐倉千恵子さん)
「もちもちしてるのと、お米の味がきちんとわかるんですよ。それにいろんな食材を合わせても食材が生きるようなパンが作れるっていうのが(米粉パンの)魅力だと思います」
そして、佐倉さんが丹精込めて育てた「桃太郎ぶどう」の干しブドウを入れた食パン(1斤 800円)です。
(さくらさく農園のパン屋/佐倉千恵子さん)
「(桃太郎ぶどうを)干しブドウにすると素直な甘さなんです。(米粉)パンと相まってすごくおいしいぶどうパンになっていると思います」
そのほかにも「備中白小豆」や「夢大納言」、「サツマイモ」の自家製あんを入れたパン(300円)や……
ブロッコリーやタマネギなどをトッピングした「ピザ」(270円)など、自家栽培の作物で作る「米粉パン」がたくさんあります。
(さくらさく農園のパン屋/佐倉千恵子さん)
「農家っておいしいものがいっぱいあるんですよ。それを皆さんに食べていただきたい、私も食べたい。皆さん笑顔になってもらえたらうれしいなと思います」
ブドウ栽培が忙しくなるため、今シーズンは3月29日までの金曜日と土曜日だけの営業です。農家の「米粉パン」、気になる人は早めに訪ねてみてください。