9日の将棋・王将戦第5局で勝利し、4連覇を達成した藤井聡太七冠(22)が一夜明けて会見を行い、「非常に勉強になったシリーズだった」と喜びを語りました。
藤井聡太七冠 「どの将棋も難しい中盤戦と終盤戦という局面が多かったので充実感もありましたし、非常に勉強になったシリーズだったかなというふうに思っています」
藤井七冠は9日、埼玉県深谷市で行われた王将戦の第5局で永瀬拓矢九段(32)に勝ち、「王将」タイトルを防衛するとともに4連覇を達成しました。
これでタイトル獲得が通算28期となり、27期の谷川浩司十七世名人(62)を抜き、単独5位になりました。
藤井聡太七冠 「王将戦の経験、そのなかで得たものをベースにして、そこからさらに内容を高めていけるように、これから準備をしていければというふうに思っています」
藤井七冠は来月からの「名人」タイトルの防衛戦で再び、永瀬九段の挑戦を受けることになっています。