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料理やアイロンがけも…AIロボットに家事を教える学校 発売を前に大忙し 中国

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 ロボットに家事などを教える学校がロボットの発売を間近に控えて大忙しです。

 中国・上海の郊外にあるロボット会社の倉庫です。

 ロボットが器用に料理やアイロン掛けをしていますが、これはロボットに家事を教える“学校”です。

 ロボットはAI(人工知能)を搭載していて、ここで基本的な動作を教えられたうえで、各家庭に合った動きになるよう自ら調整するということです。

 会社では様々な状況での仕事を毎日17時間、ロボットに教えています。

 そして、発売までには十分なデータを集め、例えば「洗濯」と命令すれば衣類を洗うだけでなく、アイロンをかけて折りたたむまでの一連の作業をできるようになる予定です。

AGIBOT知性具現化事業部 姚卯青プレジデント 「日本などと同様に、中国も高齢化の問題に直面している。代わりに仕事ができる働き手もますます減っている」

 現在、製作しているロボットは重さが数キロの物しか持ち上げられませんが、将来的には人間を運べるようにして介護の分野でも活躍することを目指すということです。

 この会社は中国の大手通信機器メーカー「ファーウェイ」の“天才少年”と呼ばれた元技術者がおととし、立ち上げました。

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