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児童減少で9校から3校に統合された小学校で開校式 岡山・吉備中央町

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 岡山県吉備中央町は児童の減少によって9つあった小学校を2025年度3つに統合しました。11日、3つの小学校で順に開校式が開かれ、児童が新しい仲間とのスタートを切りました。

 11日、開校式を迎えた学校の1つ、加賀東小学校です。

(児童代表)
「全校87名で、すてきな加賀東小学校を作れるようにしましょう」

 加賀東小学校は、円城、御北、津賀小学校を統合した学校で、87人の児童が一緒に学びます。式では、山本雅則町長から三宅智朗校長に新しい校旗が手渡されました。

(児童は―)
「私は円城小学校で」
「私は津賀小学校から来たんですけど、そのまま6年生になってもこれ(前の学校の制服)を着ている」
「わくわくすることはみんなと遊ぶこと。やっぱり人数が増えたので。(Q.どんな遊びをしたい?)野球ですかね」

 町は児童数の減少によって9つあった小学校を3つに統合。2025年度から東部の「加賀東小」、西部の「加賀西小」、南部の「加賀南小」となり、開校式を迎えました。校舎はそれぞれ円城、豊野、吉備高原のものを改修して使います。

 円城小学校だったこの校舎でも、玄関ホールや給食室などを改修しました。

 また、校門のそばには学校が遠くなる児童らのために町が運行するスクールバスのバス停が新たに設置されました。

(吉備中央町/山本雅則 町長)
「子どもたちの教育環境を整備しようということでこの統廃合を進めました。少人数ではできないことが できるようになると思います」

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