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四国遍路を世界遺産に 四国4県の担当者らが活動報告 おもてなし遍路道ウォークに1万人参加

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 四国遍路の世界遺産登録を目指す団体が活動報告を行いました。2月のイベントに1万人が参加するなど、手応えを感じた1年だったようです。

 遍路道がある四国4県の担当者やNPO法人の代表などが参加しました。

 2月には遍路道の保全や整備のために「おもてなし遍路道ウォーク」を実施しました。10回目の開催で初めて四国4県の知事が参加し、全体の参加者も1万人を超えました。

 参加者は危険な場所がないか、休憩所やトイレなどがきちんと整備されているかなどを点検しました。その際、参加者が気づいた危険な場所などを地図にまとめ、それをもとに四国地方整備局が案内表示シートや注意喚起の看板を設置しました。

 世界遺産に登録するためには「地域コミュニティーの積極的な参画」が必要だとされていて、お遍路ウォークに1万人が参加したことは大きなアピールにつながると期待の声も出ていました。

(四国遍路世界遺産登録推進協議会「受入態勢の整備」部会/豊口佳之 部会長[四国地方整備局長])
「(お遍路さんを)今後も持続的に受け入れられるような遍路道や休憩所などの維持・清掃活動にしっかり取り組みたい。それらの活動の成果が世界遺産の登録につながればと」

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